いいことしか起こらない人生を目指すよりも大切なこと

こんにちは、みのりんです。

「いいことしか起こらない人生」なんていうものがもしあるのだとしたら、それは最高に魅力的ですよね。

おとぎ話のような、甘い幸せしか存在しない世界……

そんな世界への扉を開く鍵?

私が引き寄せの法則や潜在意識を知ったばかりの頃は、まさにそれが「幸せな世界への扉を開く鍵」だと感じました。

引き寄せの法則がうまく使えるようになれば、潜在意識を書き換えることができれば、私はハッピーしかない世界に行ける……!

そりゃ、頑張りますよね。

なにも引き寄せられなくても「やり方が悪いからだ!練習練習!」

思考のコントロールに疲れても「マイナス思考撲滅!ハッピーな思考が未来を作る!」

なんて……修行僧のようなストイックさで取り組んでいたものでした。

だって、今ちょっとだけ苦労すれば、向こう数十年は楽して幸せな世界が待っていると信じていたのですから。

ほら、よく詐欺であるじゃないですか?

「登録料を1万円払えば、1日30分クリックするだけで月収50万になれますよ!」

みたいなうたい文句が。

アレと同じですよね。そんなウマい話についつい乗っかりたくなってしまうんです、弱い私は。

そこにゴールはあるのか?

いいことしか起こらない世界を目指そうと頑張ってきた私ですが、もしかしたらそんな世界なんて存在しないんじゃないかと気付きはじめました。

20代半ばの頃です。世間知らずにもほどがあります。

どれだけ思考や潜在意識に気を配ったって、天災や事件は日々起こり続けているじゃないですか?

とすると、悪いことを完全に防いでいいことだけ起こるようにするなんて、人間の力では無理なのではないかと思ったんですよね。

「そんなの当たり前じゃん」と私を小馬鹿にできる人はまともな人です。おめでとうございます。

「えっそうなの?潜在意識の勉強をしても人生は思い通りにならないの?」と思った人はかなりの危険思想なので早く戻って来てくださいね。

 

先日、テレビで美容整形の特集をしていたのをぼんやり見ていて、「あ、これって潜在意識にハマってた昔の私に似てるな」と思ったんです。

最初は「この重い一重まぶたが二重になれば人生バラ色のはず」くらいの軽い気持ちで整形に手を出したのだと思うんですね。

でも、それがいつの間にかエスカレートして、自分の欠点がどんどん目につくようになって、許せなくなって、完璧にならないと気が済まなくなってしまったようです。

 

私も最初は「この苦しい人生がちょっとだけ幸せになればいいな」と思っていました。

でも、そのうち目的がどんどん変わってきて、たとえ少し幸せなことが増えたとしても「でもまだ独身だし」「まだ不幸な瞬間もあるし」「この前はこんなトラブルがあったし」とマイナスの出来事ばかり探して、なんの曇りもない幸せオンリーの人生を目指さなければならないと思い込んでいたんですよね。

「いいことしか起こらない人生」なんて砂漠の蜃気楼のように実体のないものなのに、私はずっとそこがゴールだと思っていました。

誰かが認めてくれればそれでいい

全身整形サイボーグ美人が、そろいもそろってあまり幸せそうに見えないと思うのは私だけでしょうか?

結局、完璧を目指すことは幸せになることとは無関係なのだと思います。

お人形さんを目指すより、自分の魅力を生かして明るく生きたほうが幸せだと思います。

いいことしか起きない人生を目指すより、自分の人生を肯定して明るく生きたほうが幸せだと思います。

だって、私たちは不完全な存在だから。

 

私だって、いいことしか起きない人生が不幸だとは言いません。

それは幸せなことだと思います。

でも、そこを目指すのは私たちが人間である限り無理なので、与えられた環境の中でどれだけ幸せを感じられるかに尽力したほうが建設的だと思うだけです。

 

絶世の美女でなくても、誰かが「かわいいね」と認めてくれたら幸せですよね。

いいことしか起きない人生でなくても、自分で「私の人生っておもしろいね」と認めてあげられたら幸せですよね。

そういうことだと思うのです。

タイトルとURLをコピーしました