自分に「愛してる」と言うこと

こんにちは、みのりんです。

自愛というと読んで字の通り「自分を愛すること」ですから、「そっか~!自分を愛せばいいんだ~!」ということで自分に対して「愛してるよ♡」と言葉をかけるというやり方がいろんなところで広まっています。

今日はこのことについて考えてみましょう。

 

私は自愛初心者さんに対しては一貫して

「愛してる」と言わなくてよい

という態度を取っています。

本当は「言うな!」と言い切りたいところなのですが、そういう言い方をすると「法律で禁止されてるんですかっ!」などと噛みついてくる人がいては怖いので「言わなくてよい」というマイルドな言い方にしています。

では、私が「愛してる」を推奨しない理由をご説明します。

理由その1:言葉が上滑りするから

これを読んでいる方の中で、日常的に「愛してる」という言葉を使う人はどれくらいいらっしゃるのでしょうか?

イタリア人ならいざ知らず、日本人で1日1回も「愛してる」という人はあまりいないと思います。

したがって、そもそも「愛してる」という言葉自体が日本人向きではないのです。

日本人は古来から、「愛してる」「好き」という言葉を使うことなく愛情を表現してきました。

かの夏目漱石が「I love you.」を「月がきれいですね。」と訳したというのは有名な話です。

そんな国民性もあり、自愛だからといってやたらめったら「愛してる愛してる」と言っていればいいわけではないのです。

これは異性関係に置き換えてみると簡単にわかることですね。

デートに誘ってくれない、話も聞いてくれない、つらいときに寄り添ってもくれない、そんな男に毎日「愛してるよ」と言われたところでそれは本当に愛されているといえるのでしょうか。

それよりも、今まで一度も「愛してる」と言われたことがなくても、丁寧に気持ちを聞いてくれて、感情に寄り添ってくれて、希望を叶えようとできるだけの努力をしてくれる男性のほうがよっぽど愛を感じますよね。

自愛はそれと全く同じです。

理由その2:自愛ができた気になるから

私が「愛してると言うな!」と激しく言いたくなる理由はこれです。

自分に「愛してる」と言いまくっていると、それだけでなにかをやった気になる人がいるんですよ。

「私はちゃんと自愛をやっています!だって毎日30回は自分に『愛してる』って言ってますから!」

ということです。

そもそもそれは自愛の正しいやり方ではないのですが、もとはといえばそういうキャッチーで安直なやり方を広めた詐欺師まがいの先人たちが悪いのですから、その方法を採用していたからといって自分を責めないでくださいね。

その誤解を解くために私はこのブログを運営し、電子書籍まで出しているのです。

自愛のやり方を一言でまとめるなら

自分の感情や思考を認める

ということになりますが、「認める」ということはとても難しいことです。

「愛してる」のほかにも「認めます」「許します」などとひたすら連呼するメソッドもあるのですが、ロボットじゃないのですからこんな単純なことで自分の心が満たされたりはしません。

楽なほうへ逃げない!

まとめ。

私も数年間引き寄せや潜在意識にどっぷりハマっていたので自分が楽なほうへ楽なほうへと逃げてしまう人間だということはわかっています。

だって魅力的じゃないですか。

「愛してる」と唱えさえすれば幸せになれるのだとしたら、誰だって唱えますよね。1億回だって唱えますよ。タダですし。(自愛もタダです。よろしくね♡)

でも、本当の自愛には大変な勇気が必要です。

それは、ありのままでちっぽけな自分を直視するという勇気です。

こんなに些細なことで怒る自分、こんなに心が狭い自分、こんなに愛がほしい自分、こんなに認められたい自分……

そんな自分を一つ残らず直視する勇気が、自愛には必要なのです。

自分から目をそらしたままなにかの呪文を唱えて幸せになれることはありませんから、くれぐれも私と同じ過ちを繰り返さないようにしてくださいね。

あ、それから「ありがとうと○回言う」系も効果はありませんからお気をつけて。

コメント

タイトルとURLをコピーしました