こんにちは、みのりんです。
ラインでいただくメッセージを読んでいると、
「○○したほうがいいのはわかっているけど、心がついていかないんです」
「○○するということはすでに決まっているのに、心の準備ができないんです」
という内容をよく見かけます。
このことへの対処法はいろいろありますよね。
「心の準備ができていなくてもいいよ♡」とか、
「心の準備ができるまでゆっくり待とうね♡」とか。
これも正解です。
いいですか?これも正解ですよ?
私が「AもいいけどBもいいよね」という話をブログに書くと「みのりんはAに反対かもしれませんが」とかすぐ言われるので笑
反対してないのに笑
だからこうやって念には念を入れておきます!
気持ちに寄り添うのもいい。
気持ちが固まるまで待つのもいい。
でも、こんな方法もありますよっていうお話です。
いつだったか、私と友達がほぼ同時期に失恋したことがあったんですね。
これがまた2人にも非常に似たような状況で、
・何年も付き合っていた
・かなり具体的に将来の話をしている段階だった
・共通の知り合いが山ほどいる
という共通点があったんですよ。
で、2人で泣きながら慰め合っていたのですが、そのとき友達がこう言いました。
「知り合いに別れた報告もできてないし、半年後に2人で行こうとして予約したお店もキャンセルできてないんだよね……気持ちの整理がついたらしようと思ってるんだけど……」
この瞬間、私の中で「みのりんスイッチ」が入ってしまいました!(当然ですが「みのりん」は本名ではないのです笑)
「それは逆だと思うよ!ほら、誰かが亡くなったときって悲しむ暇もなくお葬式して火葬するじゃん?いろんな手続きに追われているうちに気付いたらお骨になってるのよね。で、そのお骨を見て『あぁ……本当にもう二度と会えないんだ……』と実感して、そこからいっぱい悲しんで、徐々に気持ちの整理をつけていくんだと思う。これがもし『気持ちの整理がついてから火葬しよう』とか思ってたら、遺体が腐り果てても永久に火葬なんてできないと思うのよね。だって気持ちの整理ってなかなかつかないし、どの時点で完璧に整理できたかなんて判断のしようがないからさ」
一瞬でこんな素晴らしいたとえを思いつく私ってやっぱり天才でしょうか?笑
この火葬の話はこのときとっさに思いついたのですが、行動としては火葬→悲しむ、という流れを私は実際に行っていたんですよね。
具体的に言うと、別れた直後に関係者全員に連絡して、説明して回りました。
もらったものも全部処分しました。
ものすごいストレスでしたけど、それが正解だったという自信があったから友達に勧めたんですよね。
で、ヒートアップしてみのりんモードになってたとえ話とか始めちゃったんですよね!笑
気持ちの整理とか心の準備とかって、「できる」or「できない」の2択じゃないんですよね。
できたような気がしたら次の日にはやっぱりできてないような気がしたり、
できてないと思っていたのにふと気付いたら忘れていたり、
そういうふうにグレーなんです。
だから、そういうときはいちいち感情の声に振り回されないのも一つの手です。
自愛では「感情を認めましょう!」といつも言っているので感情至上主義のように思われるかもしれませんが、感情だけを行動の指針にするのは私は反対です。
だって感情ってスペインの闘牛みたいなものですから。
闘牛士ってうまく牛を操っているイメージありますけど、たまに突かれて亡くなったりしていますからね!
そんな暴れ牛の言うことを100%聞いていたらきっとうまくいかないと思います。
そういうときは心の声だけでなく頭の声も聞いてみるんですね。
失恋の場合だったら「立ち直りたい。プレゼントは処分したい。周りに早く説明してスッキリしたい」というのが頭の声だと思います。
そこのところをうまくバランスが取れるといいですね!
というわけで、遺体が腐る前に火葬しましょうというお話でした!
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