こんにちは、みのりんです。
今まで数々の「○○をやめる方法」を書いてきた私。
今回はマウンティングをやめる方法です!
私はね、別にマウンティングが良いとか悪いとかいう議論をするつもりはないんです。
マウンティングして一時的に優越感を覚えるというのもわかるし、マウンティングされてイラつくのもわかります。
だからしたければすればいいし、する人がイヤなら離れればいいんですね。
しかし、いちばん悲しいのは
「そんなつもりはなかったのにマウンティングしてしまって後悔……」
というパターンですね。
マウンティングして「あースッキリ!ざまぁみろ不幸女めwwww」と思えるならそれはそれでアリなのですが(笑)、このブログの読者さんはきっと善良な方ばかりだと思うので、マウンティングをしてあとで自己嫌悪に陥るくらいなら最初からマウンティングをしないほうが良いと考える方が多いでしょう。
では、どうしてマウンティングをしてしまうのか?
それは、あなたの心のどこかが傷ついているからです。
傷を負っている=負け
という心理が働いて、「負けてはいけない!」と本能的にウホウホとマウンティングをしてしまうんですね。
だから、心のどこがどう傷ついているのかを探ることが大切です。
心の傷って、わかりやすい形でつけられるよりわかりにくい形で自然についてしまうことのほうがずっと多いんですね。
わかりやすい形というと、いじめや暴言などです。
これは傷つけた側と傷つけられた側の構図がハッキリしているのでわかりやすくて、ある意味対処がしやすいケースです。
(被害や傷の度合いが軽いと言っているわけではありませんよ!)
しかしわかりにくい形で自然に負ってしまう傷は、自分でも自覚しにくいだけに対処が遅れがちになります。
たとえば、
・新婚の友達が「1人暮らしのほうが気楽だった~」と愚痴ってきた。
→私は結婚したくてたまらないのに相手すらいないことがつらい。
・ママ友が「私立の学費が高すぎて大変」とぼやいていた。
→うちの子は全く勉強しなくて成績も悪いことが情けない。
・友達に約束をドタキャンされた。
→非常識な友達が自分より幸せなのが許せない。
とかね~。
まぁなんでもいいのです。
とにかく、自分がイヤな気持ちになったらそれは「心が傷ついた」ということなんですね。
この場合の自愛のポイントは、
「相手に忖度(そんたく)しないこと」
です。
「相手だって悪気はなかったんだし」とか、
「本当に苦労してて愚痴ってるだけだし」とか、
「彼女も昔は苦労人だったんだし」とか、
そういう忖度を交えないことがとってもとっても大事です。
これは冷静に考えると当たり前のことなのですが、自分が傷ついているときに相手の事情を忖度されると悲しくてムカつくんですよ。
あなたが
「私はこのときこう感じて悲しかったの」
と誰かに話したとき、相手が
「でもそれは相手に悪気があったわけじゃないでしょ?」
とか言ってきたら「もう二度とお前とは口を利かない!!!」と思うじゃないですか~。
それと同じことを自分にやっていては心がさらに傷ついて当たり前なので、絶対にやめましょう。
相手は相手。
私は私。
私が傷ついたなら、それが全てなのです。
でね。
自分の心の傷がわかったら、相手のことをさんざん罵倒すればいいと思うんです。
もちろん心の中やノートの上で。
「なんだよそれ自慢かよ!ふざけんな!」
「自虐風自慢してんじゃねーよ!」
「こっちはお前より大変なんだよ!代われるものなら代わってくれよ!」
とか、思っていいんです。
仲がいい友達だからとか、
昔お世話になったからとか、
お金を借りてるからとか、
上司だからとか、
年上だからとか、
人間国宝だからとか(?)、
そういうことで遠慮せずに、好きなだけ罵ってください。
そうすると、いつのまにかマウンティングすることがバカバカしく感じられてくるんですよ。
マウンティングをするより自愛をしたほうがよっぽどスッキリするし、あとあと変な罪悪感を覚えずに済むからです。
私、思うんですけどね。
本当にマウンティングをしたくてしてる人っていないと思うんです。
「趣味はマウンティングです!」
「マウンティングをするために生まれてきました!」
「マウンティングオリンピック2020に出るのが夢です!」
という人はいないはずです。
もちろん、いかにも楽しそうにマウンティングをしてくる人はいますよ。
あなた普段はムスっとしてますけどそんなにうれしそうに笑えたんですね?っていうくらい満面の笑みでマウントを取ってくる人っていますよね。
そういえば私も、26歳のとき初めて参加したとある飲み会で、華奢で可愛い女性に
「みのりんさんって何歳?え?26?うっそー!絶対30過ぎてるでしょ?26とか嘘だよね?ね?」
としつこく言われたことがあったんですよ。
これは厳密にはマウンティングとはちょっと違いますけど、私は大勢の初対面の人の前でそんなふうに言われて泣きそうになりました。
その女は今でも憎いし顔も見たくないですけど、それでも今となってみれば彼女は「年の割に若く見える」ということにものすごく執着している苦しい人だったのだという想像がつきます。
彼女は当時32歳で、私より6つ年上だったんですね。
未婚で彼氏もいないと言っていました。
でも飲み会では大人気で、男性陣からかわいいかわいいとチヤホヤされていたんですね。
だから自分より若い女が入ってきたら自分のポジションが脅かされそうで、怖くてたまらなくて私に意地悪を言ってきたのだと思います。
あ、別に許してませんよ?笑
でも、マウンティングしながらも心の中では血を流していたんだろうなーとしみじみ思ったのです。
過去にマウンティングをしたことがある人も多いと思います。
私だってもう数え切れないほどしたことあります。
でも、そのときはそうせざるをえなかった悲しみがきっとあったと思うんですよね。
ただ単に自愛の方法を知らなかっただけで、マウンティングをしてしまうあなたの(そして私の)性格が悪かったわけではないと思います。
だから、今後はできるだけマウンティングをしない生き方ができるといいですよね。
そのほうが自分も幸せですからね♡
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